転職ボックスは、IT・ゲーム業界の正社員求人に特化した転職サイトです。運営はSESやシステム開発を手がける株式会社アイスタンダードで、2025年4月に提供を始め、7月に正式にサービスを開始しました(GameBusiness.jp)。登録すると、現役エンジニアのカウンセラーが必ず1名つきます。
ぼくが公式サイトを見ていちばん感心したのは、求人ページの項目でした。開発環境、週に何回リモートできるか、フレックスの可否、副業の可否。エンジニアやゲームクリエイターが本当に知りたいことを、最初から項目として並べている。マーケターの目で見ると、ユーザーの「知りたい順」に情報を設計している求人サイトは、意外と少ないです。
- IT・ゲーム業界で正社員の転職を考えているエンジニア・クリエイター → 転職ボックスが合います
- 求人票だけでは働き方がイメージできず、不安になる人 → 30を超える項目で詳しく比べられます
- IT・ゲーム以外の業界を考えている人 → 総合型の転職サイトやエージェントを選んでください
転職ボックスとは?IT・ゲーム業界に特化した転職サイト
| 項目 | 内容(2026年10月時点) |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社アイスタンダード |
| サービス開始 | 2025年4月(7月に正式サービス開始) |
| 対象 | ITエンジニア・ゲーム人材(プランナー/デザイナー/プログラマー/サウンド/3Dモデラー/シナリオ/ディレクター/プロデューサーなど) |
| 求人数 | 非公開求人を含めて1万件(公式案内)。公開求人は535件(10月1日時点のサイト表示) |
| 企業の規模 | 大手からベンチャー・スタートアップまで |
| サポート | カウンセラーが1名つき、経歴書の添削・面接対策・求人の探し方まで支援 |
| 料金 | 無料 |
姉妹サービスに、フリーランスエンジニア向けの案件サイト「アットエンジニア」があります。
転職ボックスの強み
1. 現役エンジニアがカウンセラーにつく
エンジニアの転職でよくある不満は、担当者が技術を分かっていないことです。言語やフレームワークの違い、開発の進め方の違いが伝わらないと、紹介される求人もずれていきます。転職ボックスは現役エンジニアがカウンセリングを行うので、スキルの話が通じる相手と、次の一社を考えられます。
2. 求人担当と人材担当が同じ人
多くの転職エージェントでは、企業側の担当と求職者側の担当が分かれています。転職ボックスは同じ担当者が両方を受け持つので、希望やスキルが企業にそのまま伝わります。連絡の漏れや遅れも起きにくい仕組みです。
3. 求人ページの項目が細かい
30を超える求人項目があり、開発環境、リモートの頻度、フレックス、副業の可否、その求人で得られる経験まで載っています。15の検索軸で絞り込めるので、「Pythonでリモート週3以上、年収600万円以上」のような探し方ができます。
4. チャートで年収の相場が分かる
求人ごとに、年収の相場や求人の数をチャートで見られる機能があります。年収の交渉をするとき、相場を知っているかどうかで話の強さが変わります。自分の市場価値の考え方は市場価値の測り方にも書いています。
転職ボックスの注意点
- 公開求人は多くない:10月1日時点でサイトに表示されている公開求人は535件でした。非公開求人を含めた1万件の紹介を受けるには、登録してカウンセラーに相談する必要があります
- サービスが新しい:2025年に始まったばかりなので、口コミはまだ多くありません
- IT・ゲーム業界に限られる:それ以外の業界を考えている人には向きません
- 正社員・契約社員が中心:フリーランスの案件を探すなら、姉妹サービスのアットエンジニアのほうが合います
転職ボックスが向いている人
- ITエンジニアとして、もっと条件のいい会社に移りたい
- ゲーム業界で、プランナー・デザイナー・プログラマーなどとして次のキャリアを探している
- 開発環境やリモートの頻度まで確かめてから応募したい
- 技術の話が分かる担当者に相談したい
- 大手とベンチャーの両方を比べて選びたい
エンジニアの年収アップやコンサルへの転身を考えている人は、テックゴーの評判も合わせて読んでみてください。DX領域への転職はエンジニアのDX転職でも書いています。
登録から内定までの流れ
- 無料で会員登録する
- カウンセラーとの相談:経験と希望を伝えます。担当のカウンセラーが1名つきます
- 求人の紹介・検索:非公開求人を含めて紹介を受けられます。自分で検索して探すこともできます
- 経歴書の添削・面接対策:応募先に合わせて準備を進めます
- 面接・内定
相談の前に、「次の会社で絶対に使いたい技術」と「もう触りたくない技術」を一つずつ書いておくのがおすすめです。開発環境まで分かる求人サイトだからこそ、この2つがあると求人の絞り込みが一気に早くなります。
よくある質問
転職ボックスは無料ですか?
無料です。求職者が費用を払うことはありません。
運営会社はどこですか?
株式会社アイスタンダードです。フリーランスエンジニア向けの「アットエンジニア」も運営しています。
ゲーム業界の未経験でも使えますか?
転職ボックスは、IT・ゲーム業界での経験を活かした正社員転職を中心にしています。未経験から目指せる求人があるかは、カウンセラーに相談して確かめてください。
フリーランスの案件も探せますか?
転職ボックスは正社員・契約社員の求人が中心です。フリーランスの案件は、姉妹サービスのアットエンジニアで探せます。
非公開求人はどうすれば見られますか?
会員登録してカウンセラーに相談すると、経験や希望に合う非公開求人を紹介してもらえます。
まとめ|「働き方の解像度」で会社を選ぶ
エンジニアやゲームクリエイターの転職で後悔が生まれるのは、年収より、入ってから分かる働き方のずれです。使う技術、リモートの頻度、チームの進め方。求人票の段階でそこまで見えていれば、ずれはかなり減らせます。
転職ボックスは、その解像度を上げることに力を入れている転職サイトです。技術の分かるカウンセラーと一緒に、次の職場を細かいところまで確かめてから選ぶ。その進め方が合う人には、心強い道具になると思います。
※サービス内容・求人数は2026年10月時点の転職ボックス公式サイトおよび提携先の案内にもとづきます。