先に正直に書きます。ぼくはエンジニアではありません。博報堂13年、アクセンチュア5年のマーケター出身です。だから「コードが書ける側」の話はできません。
でも、アクセンチュアの5年間、ぼくはDXの最前線のすぐ隣にいました。エンジニアやDXコンサルが、どれだけ引っ張りだこで、どれだけ年収を上げていったか。企業がどれだけ喉から手が出るほど彼らを欲しがっていたか。採用する側・市場を見るキャリア参謀として、それをずっと見てきました。
結論から書くと、エンジニア・DX人材は、いま人生でいちばん強気に動ける時期にいます。動き方さえ間違えなければ、年収は素直に上がります。その「動き方」を、観察者の立場からまとめます。急いでいる人向けに、先に結論だけ。
急いでいる人向けの結論
- 実務経験があり、年収を本気で上げたいエンジニア・ITコンサル → ハイクラス特化のTechGO。まず無料相談で「今の経歴でどこまで狙えるか」を測る
- DX・コンサル・スタートアップで、上のレイヤーを狙う人 → Groovement Agent
- 会社員ではなく、フリーで単価を上げたい人 → 案件紹介のIT Consultant Bank / Strategy Consultant Bank
共通して大事なのは、「専門特化のエージェントを使う」ことです。エンジニア・DXの転職は、専門用語も年収相場も特殊で、総合型の大手では担当者が話についてこられないことがよくあります。まず無料相談で、自分の市場価値の現在地を測るだけでも意味があります。
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なぜ今、エンジニア・DX人材は「強気に動いていい」のか

まず、市場の構造から。ここを知らないと、エンジニアほど自分を安く見積もってしまいます。
日本企業のDXは、圧倒的に人が足りていません。どの会社も「DXをやらないと生き残れない」と分かっているのに、それを実行できる人がいない。需要が供給を大きく上回っている状態です。これは、働く側から見れば「売り手市場」そのものです。
ぼくがアクセンチュアにいた頃も、優秀なエンジニアやDX人材は、常に取り合いでした。企業は年収を上げてでも欲しがる。だからエンジニア・DX人材の転職は、我慢して残る理由がいちばん薄い職種だと、ぼくは思っています。市場が味方している時期に動かないのは、もったいない。
ひとつだけ、エージェントの仕組みも開示しておきます。転職エージェントは、あなたを転職させて企業から報酬をもらいます。だから専門特化を選ぶ意味は、「あなたの技術を正しく翻訳して、正しい年収で売ってくれる」相手を選べることにあります。技術がわからない担当者に任せると、市場価値より安く着地します。
アクセンチュアで見た、「値段が跳ね上がる瞬間」

観察者として、いちばん印象に残っていることがあります。DX人材の「値段」が、転職の瞬間に跳ね上がるのを、何度も見たことです。
同じスキルの人でも、社内にいるあいだは、給料はゆっくりしか上がりません。ところが一度外に出て、自分の市場価値を測り直すと、「え、そんなに評価されるんですか」という金額が提示される。本人がいちばん驚いていました。社内の評価と、市場の評価は、まったく別物なのです。
これはエンジニア・DX人材でいちばん起きやすい現象です。技術は、社外でこそ正しく値付けされる。だからこそ、今すぐ転職する気がなくても、一度「外の物差し」を当てておく意味があります。自分がいくらで売れるのかを知らないまま働き続けるのは、値札を見ずに自分を安売りしているようなものです。
TechGO(テックゴー)|年収を本気で上げたいエンジニアに

結論:実務経験があり、ハイクラス・年収アップを本気で狙うエンジニア・ITコンサルに、いちばん合います。
TechGOは、ITエンジニアとITコンサルに特化した転職エージェントです。運営しているのは、コンサル転職で実績のあるMyVision社。つまり「ハイクラス転職の対策ノウハウ」をエンジニア領域に持ち込んだサービスで、ここがぼくが注目する理由です。
特徴は、専属アドバイザーによる書類・面接対策の手厚さと、独自の求人ルート。TechGOは20代で平均120万円、30代で平均160万円の年収アップという実績を掲げています。週末の1Day選考会では、平均5割超の内定率という数字も出しています。さっき書いた「値段が跳ね上がる瞬間」を、仕組みとして作りにいっているサービスです。
正直に、向かない人も書いておきます。
- 実務未経験・これからエンジニアを目指す人には向きません。TechGOは実務経験者向けです(未経験ならスクール系や未経験特化エージェントが先)
- 「年収は今のままでいい、ゆるく働きたい」人も、無理に使わなくていいです
- 逆に、実務経験があって、今の年収に納得していない人には、これ以上ない相棒になります
いきなり応募する必要はありません。まず無料相談で、今の経歴がいくらで売れるのかを聞いてみる。それだけでも、自分の市場価値の現在地がはっきりします。
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タイプ別の選択肢|レイヤー・働き方で選ぶ
TechGO以外にも、ぼくが提携している範囲で、素直に勧められるものを挙げておきます。自分の狙う領域に近いものから、無料相談を受けてみてください。
Groovement Agent(グルーブメントエージェント)
「DX・コンサル・スタートアップで、上のレイヤーを狙いたい」人に。コンサル・DX・スタートアップに特化したハイクラス転職エージェントです。年収650万〜2,000万円クラスのポジションに強く、ユニコーン企業やスタートアップの特別ルートを持っています。次のステージで大きく跳ねたい人向けです。
マーキャリ NEXT CAREER
「SaaS・デジタルセールス寄りで、ビジネス職とエンジニアの中間を狙う」人に。SaaS業界に特化した転職エージェントです。マーケターやビジネス職からDX側にキャリアを寄せていきたい人にも合います。ぼくの読者(マーケター)にいちばん近い選択肢かもしれません。
明光キャリアパートナーズ
「まずは正社員で、じっくり相談しながら進めたい」エンジニアに。エンジニア転職を丁寧にサポートするエージェントです。ハイクラス一択ではなく、着実に次を探したい人の相談先として。
TechClipsエージェント
「受託や客先常駐から抜けて、自社サービスを作る側に行きたい」エンジニアに。ITエンジニア専門で、年収500万円以上の求人に絞っているのが特徴です。カウンセリングを現役エンジニアが担当するので、技術の話が通じないまま求人を並べられる、ということが起きにくい設計になっています。
ここを別枠で挙げるのは、SIerやSESから事業会社側に移るのが、エンジニアのキャリアで一番レンジが変わる移動だからです。間に何社も入る構造だと、単価のうち自分に届く分が削られます。発注する側に回ると、その構造から出られます。ぼくがアクセンチュアで見ていたのも、まさにこの発注する側と受ける側の値段の差でした。
条件は明確で、実務3年以上、求人は首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)が中心です。ここに当てはまらないなら、上に挙げた総合型のほうが選択肢は広くなります。
フリーで働くなら|案件紹介という選択肢
「会社員ではなく、フリーランスで単価を上げたい」人に。DX人材は、転職だけでなく独立して業務委託で稼ぐ道も現実的です。会社の看板を外しても仕事が取れるのが、この職種の強みです。案件を探せる場所を知っておくだけでも、選択肢が広がります。
- IT・SAP領域のフリーコンサル案件 → IT Consultant Bank

- 開発・実装寄りのITフリーランス案件 → techadapt(テックアダプト)

- 平均150万円/月以上の戦略コンサル案件 → Strategy Consultant Bank

上の2つは戦略・コンサル寄りなので、手を動かす側で単価を上げたい人にはtechadaptのほうが近いです。運営元が20年以上SIerをやってきた会社で、案件の8割以上がプライムか客先の直請け。間に何社も入るほど単価は削られるので、この比率はそのまま手取りに効きます。担当エージェントが全員エンジニア経験者なので、話が通じないまま案件を当てられる消耗も少なくなります。
ただし条件があって、実務2年以上が前提で、案件は首都圏中心です。そこに当てはまらないなら、無理に登録しても合う案件が出てきません。なお6か月以上稼働すると確定申告を税理士に見てもらえる仕組みがあります。独立して最初にしんどいのが税務なので、これは地味に効きます。
→ 独立そのものの準備は「マーケターが独立・開業前にやることリスト」にまとめています。
無料相談って、何をするのか(不安の除去)
「まだ辞めるって決めてないのに、相談していいのか」という不安が、いちばん大きいと思います。ここははっきり書きます。決めていない段階こそ、相談する意味があります。
無料相談でやるのは、今の経歴・スキルの棚卸しと、市場でどう評価されるかの説明です。多くはオンラインで完結します。ここで「今すぐ転職する」と決める必要はありません。ぼくがおすすめするのは、今の自分がいくらで売れるのかを知るためだけに、一度受けてみる使い方です。市場価値は、社内にいるだけでは絶対にわかりません。
まとめ:迷ったら、この順番で
最後に、タイプ別にもう一度整理します。
- 実務経験あり・年収を本気で上げたい → TechGO。まず無料相談で現在地を測る
- DX・コンサル・スタートアップで上を狙う → Groovement Agent
- フリーで単価を上げたい → IT / Strategy Consultant Bank
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ぼくはエンジニアではありません。でも、DX人材がどれだけ市場に求められているかを、いちばん近くで見てきました。彼らの多くは、自分の価値を低く見積もりすぎていました。
転職するかどうかは、あとで決めればいい。まず、今の自分が外からいくらで評価されるのかを知る。それだけでも、あなたにとって必ず意味があります。市場が味方しているこの時期に、一度だけ外を見ておいてください。