独立・フリーランス

ワンダフルクラスは「学ぶ場」じゃない。回収できるかの意思決定として考える

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スキルスクールに申し込むかどうか迷っている人に、まず一つだけ伝えたいことがある。それは「良い教材か」を調べても、答えは出ないということ。

オンラインで学べるWebスキルスクールは、どこも似たようなことを言う。動画で学べる、質問できる、副業で稼げる。でも本当に問うべきは「この教材で学べるか」じゃなくて、「自分はこの投資を回収できる側の人間なのか」という一点だ。学ぶ場ではなく、回収できるかどうかの意思決定。そこを外すと、いくら良い教材でもお金は溶ける。

この記事では、大人向けオンラインWebスキルスクール「ワンダフルクラス」を題材に、その仕組みと向き不向きを整理する。そのうえで、ぼく自身が独立マーケターとしてスキルにお金を払うとき、どう考えているかを書こうと思う。ブログのタグラインでもある「意思決定の解像度を上げる」ための記事にしたい。

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ワンダフルクラスとは何か

ワンダフルクラスは、ワンダフルワイフ株式会社(2019年設立)が運営する、大人向けの完全オンラインWebスキルスクールだ。教室に通うタイプではなく、動画教材をベースに自分のペースで進めていく設計になっている。

学べる領域は幅広い。Webプログラミング、ノーコード、動画編集、Webデザイン、そしてマーケティング(Lステップなど)。いわゆる「Web系で食べていくための手札」が一通り揃っている。何か一つの職種に特化するというより、副業やフリーランスとして動くための選択肢を提示するタイプのスクールだと思う。

サポートの中心はSlackだ。学習中に詰まったところを質問できて、個別相談の機会もある。動画を見て終わり、ではなく、つまずいたときに聞ける相手がいる。ここは独学との一番大きな差だと思う。それに教材は無期限アクセスとされていて、一度手に入れれば期限に追われずに戻って復習できる。

完全オンライン・動画ベース・Slackサポート・無期限アクセス。これがワンダフルクラスの骨格だ。ここまでは、どのスクールでも比較的近い形をしている。差が出るのはこの先、「何を目指す設計になっているか」のところだ。

もう少しだけ、この骨格の意味を補足しておきたい。オンライン動画ベースというのは、裏を返せば「時間割が存在しない」ということでもある。決まった曜日に教室へ行く強制力がない代わりに、いつでも進められる自由がある。この自由は、人によって薬にも毒にもなる。無期限アクセスも同じで、「いつでも戻れる」という安心が、「今やらなくてもいい」という先延ばしにすり替わることがある。仕組みそのものは中立で、それを活かせるかどうかは受け手側にゆだねられている。この点は、あとで向き不向きを考えるときに効いてくる。

副業・フリーランス志向という設計

ワンダフルクラスには、転職保証がない。これを「弱み」だと感じる人がいるかもしれない。でもぼくは、これはむしろ設計思想の表明だと受け取っている。

転職保証を掲げるスクールは、ゴールを「どこかの会社に入ること」に置いている。だから履歴書の書き方や面接対策にリソースを割く。一方でワンダフルクラスは、ゴールを「自分で稼げるようになること」に置いている。だから力点が違う。案件の獲り方、単価の交渉の仕方まで扱うとされているのは、そのゴール設定から逆算した中身だと思う。

ここは意外と見落とされやすい。スキルを身につけることと、そのスキルでお金をもらうことは、まったく別の能力だからだ。デザインが作れることと、デザインの仕事を受注して、値段をつけて、納品してお金を回収することの間には、深い川が流れている。多くの人はこの川の存在を知らないまま、スキルだけ身につけて対岸に取り残される。

ぼくは博報堂に13年いて、そのあとアクセンチュアに5年、そこから独立した。会社に守られていた頃は、この川の存在に気づかなかった。案件は会社が取ってきてくれるし、値段は営業がつけてくれる。ぼくはただ良いものを作ればよかった。でも独立して一番最初に痛感したのは、「作れること」と「売れること」が地続きじゃないという事実だった。技術がある人が食えなくて、技術は並でも売る力がある人が食えていく。その光景を、独立してから何度も見てきた。だから、案件獲得や単価交渉まで面倒を見るという設計に、ぼくは正直な意味での価値を感じる。

案件獲得や単価交渉まで射程に入れているということは、その川を渡ることまで面倒を見ようとしている、ということだ。転職保証がないことの裏側には、「会社に守られる代わりに、自分で稼ぐ力をつけてもらう」という設計がある。どちらが良い悪いではなく、向かう方向が違う。

だから、この設計が合うかどうかは、あなたが「守られたい人」なのか「自分で立ちたい人」なのかで、きれいに分かれる。ここを取り違えると、いくらサポートが手厚くても手応えは出ない。方向が違う船に乗っているだけだから。

向いている人・向いていない人

正直に線を引く。ワンダフルクラスは、全員に向くサービスではない。ここを曖昧にすると、お互いに不幸になる。

向いていると思うのは、こういう人だ。

  • 副業で月5〜10万円くらいの上乗せを、まず目指したい会社員
  • 動画教材を渡されたら、自分でスケジュールを組んで進められる人
  • わからないことを、自分から言葉にして質問できる人
  • いきなり大きく賭けるより、副業で足場を作ってから独立を考えたい人
  • 「稼げるようになる」というゴールに、自分の手で近づく前提で申し込める人

逆に、向いていないと思うのはこういう人だ。

  • 手取り足取り、隣について進捗を管理してほしい人
  • 「絶対に転職できる」「必ず稼げる」という保証がないと動けない人
  • 教材を買った時点で満足して、手を動かさない癖がある人
  • 質問を溜め込んで、聞かないまま自然消滅させてしまう人
  • お金を払えば誰かが結果を出してくれる、と心のどこかで思っている人

この線引きの本質は、スキルの有無じゃない。自走できるかどうかだ。完全オンラインで、質問はSlackで、進捗は自分で管理する。この形式は、自分でエンジンを回せる人には最高に効率がいい。でも、外から押してもらわないと動けない人には、無期限アクセスがそのまま「無期限の先延ばし」に変わる。

ここは自分に正直になったほうがいい。ぼく自身、先延ばし癖には身に覚えがある。過集中で一気に進む日もあれば、何週間も手をつけられない時期もある。だから「環境さえ整えば動ける」のか「環境を整えても動かない」のか、その見極めだけは、申し込む前に一度ちゃんと自分に問うてほしいと思う。

一つだけ、自走できるか怪しい人へのヒントがある。それは、自分を追い込む仕組みを外側に作ること。Slackで質問できる環境があるなら、あえて「来週までにここまでやります」と宣言してしまう。人に見られる約束は、意志の弱さを補ってくれる。せっかく質問できる相手がいるなら、その存在を「わからないことを聞く相手」だけじゃなく「進捗を見てもらう相手」としても使ったほうがいい。ぼくはそう思う。

スキルにお金を払う前に、マーケターならこう考える

ここからが、この記事で一番書きたかったところだ。ワンダフルクラスに限らず、スキルスクールや教材にお金を払うとき、ぼくがどう意思決定しているかを書く。マーケターとして、独立した人間として、正直なところを包み隠さず。

「学べるか」ではなく「何が売れるようになるか」から逆算する

スクールを検討する人の多くは、「良い教材か」「わかりやすいか」を気にする。でもぼくが最初に考えるのは、そこじゃない。「これを学び終えたぼくは、誰に、何を、いくらで売れるようになっているのか」だ。

学びは手段でしかない。ゴールは、市場で交換できる価値を手に入れること。動画編集を学ぶこと自体には値段がつかないけれど、「YouTube運用者の編集を月3万円で請け負えるスキル」には値段がつく。この違いは大きい。教材の質より先に、出口の絵を描けるかどうかを考える。出口が描けない学びは、趣味としては素晴らしいけれど、投資としては回収できない。

これは、マーケティングで生活者の側から発想するのと同じ構造だと思う。自分が「何を作りたいか」ではなく、相手が「何にお金を払うか」から逆算する。ワンダフルクラスにはWebプログラミングから動画編集、Webデザイン、マーケティングまで幅広い領域が用意されている。その幅広さは魅力だけれど、幅があるからこそ「全部やろう」とすると出口がぼやける。先に出口を一つ決めて、そこに必要な領域だけを深く取りに行く。その順番を守れる人ほど、同じ教材から回収に届くのが早い。

回収の設計を、申し込む前に紙に書く

マーケティングの仕事は、突き詰めれば「投じたコストを、どうリターンに変えるかの設計」だ。これは自分のスキル投資にもそのまま使える。

たとえばスクールに払う金額が仮に数十万円だとして、副業で月3万円の案件を1本取れれば、単純計算で1年かからずに回収できる。月5万円なら半年ちょっと。この皮算用を、申し込む前に紙に書いておく。「いつ、どうやって、いくら取り戻すのか」の絵がないまま払う金額は、投資じゃなくて消費だ。そして消費は、あとで必ず後悔に変わる。

大事なのは、金額の大小そのものじゃない。回収の道筋が見えているかどうか。10万円でも道筋がなければ高いし、50万円でも半年で取り戻せる絵があるなら安い。値段は、回収シナリオとセットで初めて意味を持つ。

ここで一つ注意がある。回収の絵は、楽観と悲観の両方で描いておいたほうがいい。うまくいけば半年、でも案件がなかなか取れなければ1年半かかるかもしれない。その悲観シナリオでも「まあ、それでも払う価値はある」と思えるかどうか。楽観だけで組んだ計画は、最初の1本が取れなかった時点で心が折れる。ぼくが提案書を書くときも、いつも一番手前に置くのは「うまくいかなかった場合、どこまで耐えられるか」の線だ。自分への投資でも、そこは同じだと思う。

機会費用──払うのはお金だけじゃない

もう一つ、見落とされがちなコストがある。時間だ。

スクールに払うのはお金だけじゃない。教材を見て、手を動かし、案件を探す。その数百時間を、他の何かに使う道もあった。この「使わなかった選択肢の価値」を機会費用と呼ぶ。ぼくがコンサル時代に嫌というほど叩き込まれた考え方だ。

だから「受講料が高いか安いか」だけで判断すると、半分しか見ていないことになる。むしろ問うべきは、「この数百時間を、独学に使うより、このスクールに使ったほうが早く出口に着くか」だ。Slackで質問できる環境や、案件獲得のノウハウがあることで、独学より半年早く回収に届くなら、その時短にこそお金を払っている。教材そのものより、時間を買っていると考えたほうが判断を誤らない。

回収できる人と、できない人の分かれ目

結局、スキル投資を回収できる人とできない人の差は、教材の良し悪しじゃない。ぼくが何人も見てきて思うのは、分かれ目はたった一つだということ。

学んでいる途中で、小さくてもいいから一度「売る」経験をするかどうかだ。完璧に学び終えてから案件を取ろうとする人は、たいてい取れない。完璧はいつまでも来ないからだ。逆に、まだ半人前のうちに、知り合いの店のバナーを5千円で作ってみる、そういう人は回収の側に回っていく。学びと販売を、直列じゃなく並列で走らせられるか。ここが分水嶺だと思う。

ワンダフルクラスが案件獲得や単価交渉まで扱うとされているのは、まさにこの「並列で走る」ことを後押しする設計だと受け取っている。学びながら売る。その伴走があるかどうかは、回収できるかどうかに直結する。

申し込み前に確認すべきこと

ここまで読んで「自分は回収できる側だ」と思えたなら、次は具体的な確認に入る番だ。ただ、勢いで申し込む前に、いくつか自分の目で確かめてほしいことがある。

まず料金について。正直に書くと、ワンダフルクラスの料金は情報源によって金額の記載がバラバラで、ぼくの側で「月額◯円」「一括◯円」と断言することができない。コースによって幅がある、というのが実態だと思う。だからこそ、最新の料金とコース内容は、必ず公式で自分の目で確認してほしい。ネット上の古い数字や、誰かのまとめ記事の金額を鵜呑みにして意思決定するのは、一番やってはいけないことだ。ここは面倒でも一次情報に当たってほしい。

コースを選ぶときの視点も一つ渡しておく。「学びたい領域」で選ぶより、「出口で何を売りたいか」で選ぶほうがいい。動画編集で稼ぎたいのか、Webデザインの案件を取りたいのか、Lステップ構築で企業から受注したいのか。出口を先に決めて、そこから逆算してコースを選ぶ。この順番を守るだけで、選択の精度はかなり上がると思う。

サポート体制も、自分に必要なものかを確認したい。Slackでの質問対応や個別相談が、自分の学習スタイルに合うのか。手取り足取りではない前提で、それでも走り切れそうか。無料の相談や説明の機会があるなら、そこで直接聞いてみるのが一番早い。

そのうえで、コースや最新情報を確認するなら公式から。→ ワンダフルクラス

まとめ

ワンダフルクラスは、完全オンラインの動画教材とSlackサポートで、Web系スキルを幅広く学べるスクールだ。転職保証はなく、副業・フリーランスとして自分で稼ぐことに軸足を置いた設計になっている。案件獲得や単価交渉まで扱うとされているのは、その方向性の表れだと思う。

だから、向くかどうかはスキルの有無じゃなく、自走できるかで決まる。自分でエンジンを回せる人には、これほど効率のいい環境はない。逆に、外から押してもらわないと動けない人には、無期限アクセスが無期限の先延ばしに変わってしまう。

そして、買うかどうかは「学べるか」ではなく「回収できるか」の意思決定だ。何が売れるようになるかから逆算し、回収の絵を紙に書き、機会費用まで見て、学びながら小さく売る。そこまで描けたなら、その金額はきっと投資になる。描けないまま払うなら、それは消費で終わる。教材が答えをくれるんじゃない。回収の設計をするのは、いつも自分だ

スキルを学んだその先、副業から独立へどう歩を進めるかについては、別の記事で道筋を整理している。あわせて読んでほしい。→ マーケターの独立・副業ロードマップ

最新の料金・コース内容の確認は公式から。自分が回収できる側かを問うたうえで、一次情報に当たって決めてほしいと思う。→ ワンダフルクラス

本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。表記の内容は執筆時点の情報にもとづくもので、最新の料金・コース内容は必ず公式サイトでご確認ください。

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